Specials 若手店長と商品部部長が語る「やりがい」 – 中島 × 實藤 - 極東ファディ株式会社の採用サイト

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若手店長と商品部部長が語る「やりがい」

小戸店 店長

中島

×

商品部部長 兼 商品開発グループ統括マネージャー

實藤

極東ファディの魅力-若手店長と商品部部長が語る「やりがい」

このクロストークでは、商品部部長と店舗の店長が、ファディの魅力やキャリアについて語り合います。二人の経験や思いを通じて、ファディという企業がどのような価値観を持ち、何を大切にしているかを実感していただきたいと思います。

  • 入社のきっかけ

  • 商品部部長 實藤:

私は食べることが好きで、食品関係の会社に就きたいと思っていました。実家が福岡市にあり、近くにファディの店舗があったので、ちょっとお店に行った時に、普段スーパーで見たことのないような商品が色々並んでいて、楽しそうだなと思ったのがきっかけです。その時、店内の雰囲気や商品の種類の多さに魅了され、この業界で働きたいという思いが強くなりました。

料理は得意ではありませんが、料理番組を見るのは好きでしたね。それで、食に関わる仕事をしたいと思っていました。料理番組を見ているうちに、日常生活の中で食に対する関心が高まっていきました。

  • 店長 中島:

私も福岡市出身で、実家の近くにファディの店舗がありました。幼い頃は、親に連れられてよくファディに買い物に行っていました。

就職活動では、飲食系のバイトを経験していたこともあり、飲食関連の企業に興味を持ちました。その中で特に関心を持ったのが、幼い頃から親しみのあるファディでした。地元に根付いた企業であり、親しみやすさや信頼感が強かったことから、応募を決意しました。

実際にエントリーシートを書いている時、昔から知っている企業に対する愛着や、身近に感じた店舗の存在が大きなモチベーションとなりました。地元福岡で仕事をしたいという思いも強く、極東ファディで働くことが自分にとって理想的だと感じました。

  • 入社後の経歴

  • 商品部部長 實藤:

3年間店舗で働きました。最初は山口店に1年間、その後飯塚店に2年間勤務しました。その間、店舗での接客や在庫管理、売り場づくりなど、現場の基本業務を一通り経験しました。その後、商品部に異動し、そこから現在までずっと商品部で勤務しています。商品部への異動は突然のことで、何をするのかあまりピンと来ていなかったので驚きましたね。

商品部に異動してからは、商品の開発や改良に携わることが主な業務となりました。特に試作や試食を通じて新商品のアイデアを形にするプロセスに関わる機会が増え、調理のスキルも自然と身につきました。毎日のように新しいレシピを試し、味のバランスやコストパフォーマンスを考えながら調整を重ねていく作業は、非常にやりがいがあります。

ただし、入社時から料理ができたわけではありません。むしろ、料理に関しては全くの素人で、先輩や同僚からのアドバイスを受けながら少しずつ技術を磨き、今では自信を持って新商品を提案できるまでになりました。この経験を通じて、挑戦することの大切さと、失敗から学ぶことの重要性を痛感しています。

商品部での業務は多岐にわたりますが、お客様からのフィードバックを基に、喜ばれるメニューを考案し、試作と改良を繰り返していくことが業務の中心となってきます。多くのお客様に喜んでいただける商品が完成し、しっかりお客様のもとに届いた時は、大きな達成感を感じられますね。

  • 店長 中島:

入社して4年目に店長代理に昇格し、6年目には正式に店長に任命されました。入社当初は、まず基本的な業務を覚え、徐々に責任のあるポジションへとステップアップしていきました。現在では、店舗全体の運営を指揮する立場にあります。

店長としての役割は多岐にわたり、単に店舗運営を行うだけでなく、チームのモチベーションを高め、顧客満足度を向上させることにも重点を置いています。具体的には、スタッフの教育やトレーニングを行い、各自が最高のパフォーマンスを発揮できるようサポートしています。また、定期的にスタッフミーティングを開催し、意見交換を行うことで、より良いサービス提供に努めています。

さらに、地域のお客様に喜ばれる店舗作りを目指しています。お客様とのコミュニケーションを大切にし、フィードバックを積極的に取り入れることで、より一層の顧客満足度向上を図っています。今後も現在のポジションで成長を続け、店舗の売上目標を達成しつつ、顧客満足度をさらに高めていきたいです。新たな挑戦や課題に対しても前向きに取り組み、より良い店舗運営を実現していきたいですね。

  • 新商品の完成まで

  • 商品部部長 實藤:

商品化までに半年でできるものもあれば、味の改良に時間がかかり、商品化まで2年かかることもあります。常にいろんな案件を抱えながら進めていて、外食店の人気メニューを調査したり、料理本を見たり、仕入れ先からヒントを得ることもありますよ。そこで作られた試作品をまずは商品部のメンバーで試食し、その後社長や幹部、店舗本部のメンバーなど約15人にコンセプトを説明しながら試食してもらいます。社長の意見だけでなく、主婦の視点も重要なので、調理方法や価格、味以外の要素なども考える必要があります。例えば、「味はいいけど、値段が高いから厳しいね」といった意見を受けて製造メーカーとやり取りして改良していきます。

  • 店長 中島:

商品部の開発工程を聞く機会がないので、とても面白いですね。開発の際、工場に行って細かく指示をするのでしょうか?例えば、新商品の試作段階や製造プロセスの見直しが必要な場合、実際に現場に行って具体的な指示や調整を行ったり、どのようなポイントを重視して指示を出すのでしょうか?

  • 商品部部長 實藤:

実際に現地に行くのは、最終的に商品が決まった後や初回生産のタイミングですね。この段階で、商品の品質や生産プロセスを直接確認することが重要になってきます。味の改良などは、主に電話や商談で行いますが、必要に応じて試作品を送ってもらい詳細なフィードバックを提供することもあります。全国各地の工場でプライベートブランド商品を作っていただいていて、一部は海外の工場もあります。これにより、多様なニーズに応える商品を提供することが可能となり、コストの最適化や品質の向上を図ることができています。

  • 店長 中島:

そういったプロセスから質の良い商品が完成しているのですね。お客様からは「ファディのプライベートブランド商品が美味しい!」と言われることって本当に多いです。価格は決して安くはないですが、その分、お客様に満足いただける味を提供できていることは、現場の私たちからすると心強いです。それにお客様の満足度が高いと、私たちの励みになりますし、モチベーションにもつながりますよね。

  • 商品部部長 實藤:

そういった声は私たち商品部にとっても大きな励みになります。私が店舗にいたのは20年以上前のことで、その当時は現在のような洗練されたイメージではなく、業務用スーパーのような印象を持っていました。今のようなオレンジ色でおしゃれな店舗デザインとは全く異なり、商品ラインナップもかなり限られていました。当時のプライベートブランドは今ほど種類が豊富ではなく、どちらかというと価格重視の商品が多かったです。

しかし、それが徐々に一般のお客様向けにシフトし始め、商品作りも大きく変わってきました。例えば、現在では品質とデザインの両方を重視し、より多くの選択肢を提供することに力を入れています。それでも、会社の方針として「お客様は買ってから始まる」という考え方は一貫して変わっていません。私たちは購入後に家庭でどのように調理されるかを常に念頭に置きながら商品開発を行っています。これにより、お客様の日常生活により良い価値を提供できるよう努めています。

  • 現場の声から生まれたヒット商品

  • 店長 中島:

社内でアンケートが実施され、それが商品改良に活かされている点も、個人的にファディを好きな理由の一つです。社員やパート社員から「こんな商品があったらいいのでは?」という意見を集めたり、日々お客様から寄せられるさまざまな声を丹念に聞いて、これらの意見が実際に商品開発に反映される過程を見るのは非常に面白いです。こうした具体的な意見収集とその反映が、ファディの商品づくりにおける大きな魅力だと思います。

  • 商品部部長 實藤:

そうですね。実際に過去のアンケートからヒット商品となったものも多くあるので、社員みんなの声は商品づくりにおいて非常に重要です。例えば、「ファディ 麻婆豆腐の素」や「ファディ 国産鶏使用チキン南蛮 たれ付」などは、アンケートの要望を受けて商品化しました。

麻婆豆腐の素は、一般のスーパーではひき肉を後入れする商品が多い中で、ファディでは家庭で簡単に調理できるように、最初からひき肉を入れておくことで、豆腐を入れてフライパンで温めるだけで完成するように改良しました。その結果、ヒット商品となったんです。

チキン南蛮も同様に、家庭で簡単に調理できるように一度揚げてあり、フライパンで軽く焼くだけでカリッと仕上がります。タレも付いているので、手間をかけずに美味しく仕上げられます。手抜きではなく、手間抜きというコンセプトで商品開発をしています。冷凍食品に対する罪悪感を減らし、手軽で美味しいものを提供することを目指しています。

  • 最後に

  • 店長 中島:

社員の声が商品に反映されることは、現場の私たちにとって非常に嬉しいことであり、やりがいを感じる瞬間でもあります。お客様からの声も同様に、ファディでは商品開発の貴重なヒントとしていますよね。お客様が買い物中に商品についてご意見をいただけるのは、ファディならではの特長だと思います。ファディではお客様と社員のコミュニケーションが非常に盛んで、パートさんもベテランの方が多いので、常連さんから意見を聞くことが多いのかなと思います。店舗では土日に試食会を開催していて、家族連れのお客様に来ていただくことが多く、こうしたイベントを通じてお客様とのコミュニケーションがさらに深まります。これもファディの魅力の一つであり、私たちが大切にしている部分ですよね。

  • 商品部部長 實藤:

そうですね。常に新しいことに挑戦し、失敗から学びながら成長していくことができる環境が、ファディの最大の魅力だと思います。仲間と共に切磋琢磨しながら前進することができるため、非常に刺激的でやりがいのある職場です。

  • 店長 中島:

確かに、私も店長として日々新しい課題に取り組みながら、自分自身の成長を実感しています。そして、何よりもお客様の笑顔が私たちの原動力です。お客様が満足して店を後にする姿を見るたびに、私たちの努力が報われるのだと感じます。これからも、お客様に最高のサービスを提供できるよう、さらなる努力を続けていきます。

  • 商品部部長 實藤:

そうですね。お客様の満足が私たちの喜びであり、それが次の挑戦へのエネルギーになります。これからも、お客様に喜んでいただける商品やサービスを提供し続けるために、一緒に頑張っていきましょう。

  • 店長 中島:

はい!そして、学生の皆さんも、ぜひファディで一緒に挑戦し、成長していきましょう。ファディの魅力が少しでも伝わったなら幸いです。

お客様の満足が私たちの喜びであり、
次の挑戦へのエネルギー

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